私を守ってくださる神
二週間前に投稿しました、パッヘルベルの「目覚めよ、わが心よ」による変奏曲の、第一変奏をご紹介します。
この作品のもとになった賛美歌が、「私に良きことをしてくださり、私を守ってくださる神を賛美します」という内容の歌詞であるということを二週間前に書きましたが、戦火の中にある方々に対して主なる神からの守りが豊かにあるように、祈らずにはおられません。
「死の陰の谷を行くときも
わたしは災いを恐れない。
あなた(主なる神)がわたしと共にいてくださる。」
(詩編23編4節)
この言葉は、ダビデという人が書いた詩の一節です。
ダビデは、自分がイスラエルの王位につく前、先代の王サウルから迫害を受け、命の危機を何度も体験しました。
そういう彼は、文字通り主なる神によって守られ、導かれて生きていきました。
この詩の言葉には、彼の経験から来る実感がこもっているのです。