Pastore-Organista’s diary

リードオルガンと聖書のお話のブログです。

神の家族としてささげる礼拝

一昨日の礼拝で、「子ども祝福の祈り」の時を持ちました。

いつもは「教会学校」という子どもの集まる礼拝に出ている子どもたちも、大人がたくさんいる礼拝に参加しました。

そして礼拝の中で、主なる神が子どもたちの歩みを祝福してくださるように祈り、「教会として、この子どもたちを受け入れ、信仰者として責任をもって育てていきます」という思いを確認するひとときとなりました。

それにしても、大人も子どもも一緒に、教会という神の家族が集まって礼拝するのはいいものです。前回のブログにも書きましたように、「主なる神の前で、皆で共に喜ぶ」という礼拝の本質そのものだと思います。

「子どもたちを私(イエス・キリスト)のところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。」(ルカによる福音書18章16節)

 

そのような喜びを感じられる曲として、「奉献のために トッカータ」という作品を弾きました。この曲は、18世紀イタリアのオルガン用ミサ曲の中の一曲です。作曲者の名前は分かっていませんが、ほぼ完全な形で当時のオルガン・ミサを知ることのできる例の一つです。

この「奉献のために」という曲は、和声的で室内楽的な響きのする前奏部分に、自由でエネルギッシュなフーガが続くスタイルで、「トッカータとフーガ」と呼べるような構成になっています。

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