「命の書」である聖書
キリスト教会では、ご存じのように聖書という書物を読みます。
クリスチャンは、「キリスト信仰の中心に聖書がある」という意識を持っていて、毎日少しずつ聖書を読むという人が多いです。
聖書には、いろいろなことが書かれています。
旧約聖書には、イスラエル民族という人たちの歴史や、詩の形の文学的な書などが、また新約聖書には、イエス・キリストの物語(福音書)や、イエスの弟子たちがいろいろな教会に書き送った手紙などが収められています。
このような聖書という書物が書かれた理由について、ヨハネという人は次のように記しています:
「これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じて、イエスの名によって命を得るためである。」(ヨハネによる福音書20章31節)
「これらのこと」すなわち聖書の内容は、それを読む人が、「イエスという方が神の子であり救い主(メシア)である」と信じるために書かれた、というのです。
さらに「信じて、イエスの名によって命を得るため」とあります。
人間が神に背いた(罪を犯した)ゆえに失ってしまった本当の命を、イエス・キリストが回復させてくださる、ということなのです。
聖書を読んだり聖書の話を聞いたりしたときに、ぜひイエス・キリストを救い主として信じ、本当の命=永遠の命を手に入れていただきたいと思います。
動画は、聖書のことを歌った「たえなる命の御言葉あり」という賛美歌です。
リフレインの部分に「聖書はたえなる 命のふみ」という歌詞があり、聖書のすばらしさをかみしめるような作品です。
集会で賛美をするときの伴奏として使うために録画したものですので、特に凝ったことはせず、「聖歌」に載っているハーモニーのまま弾いています。
いわゆる主要三和音(ト長調なので、コードネームで書くとG、C、D)のみで構成されています。
極めてシンプルなハーモニーが、かえって神の言葉である聖書への信頼を表現するのにふさわしいように思います。
☆この賛美歌は、日本の賛美曲集では以下のように収録されています:
讃美歌501番、聖歌196番、教会福音讃美歌180番