Pastore-Organista’s diary

リードオルガンと聖書のお話のブログです。

「星々の造り主よ」

前回に引き続き、フランスのティトゥルーズ(c.1562/63–1633)の「星々の造り主よ」、今回はその第3節です。

この第3節は、もともとの聖歌の旋律を、1行ごとに順々に対位法的に展開していくというスタイルで書かれています。

つまり、第1行の旋律のリチェルカーレ(実質的にはフーガ)、第2行の旋律のリチェルカーレ、・・・という風に曲が進んで行きます。

 

それにしても、「星々の造り主」である大きな方、偉大な方が私たち一人一人を愛し、私たちと同じような人間となってこの世界に来てくださったということを覚えるときに、本当に大きな神の愛を感じます。

 

「あなたの指の業である天を/あなたが据えた月と星を仰ぎ見て、思う。人とは何者なのか、あなたが心に留めるとは。人の子とは何者なのか、あなたが顧みるとは。」(詩編8編4~5節)

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