Pastore-Organista’s diary

リードオルガンと聖書のお話のブログです。

☆予定変更しました

3回前のブログに、「今回から数回にわたって、『栄光の賛歌』をアップします」と書いて、4回このシリーズを続けるつもりでした。

しかし、先日アドベントの曲を収録して、早くアップしないとアドベントが終わってしまう

(゚Д゚;)

と思い(とは言ってもまだ10日以上ありますが)、4回目はまた後日ということにして、アドベントの曲を先にご紹介することにしました。

 

フランスのティトゥルーズ(c.1562/63–1633)の、「星々の造り主よ」の第1節です。

もととなった聖歌は、「星々の造り主よ、信じる者の永遠の光、すべての人の贖い主であるキリスト、我らの祈りをお聞きください」という歌詞の、アドベントの聖歌です。

ティトゥルーズは、この聖歌を3節からなるオルガン曲にまとめています。

その第1節は、バス声部に長い音で聖歌の定旋律が置かれる、クラシカルな曲です。

フランス古典様式のパイプオルガンでは、ティトゥルーズのこのタイプの曲を弾く場合、定旋律をペダル(トランペット等の音色)で重ねて弾いて補強することがありますが、リードオルガンではそれはもちろんできないので、手鍵盤のみで弾いています。

その方がかえって、この曲の澄み切った感じが出るような気がします。

 

「万物は言(ことば;イエス・キリストのこと)によって成った。言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に成ったものは、命であった。この命は人の光であった。」(ヨハネによる福音書1章3-4節)

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