いかにも賛美歌らしい賛美歌♪
今回は、「天なる喜び」という賛美歌をご紹介いたします。
キリスト教では、人間をどういう存在であると考えるのでしょうか。
まず、大前提としてあげられるのは、「人間とは、主なる神(聖書に書かれた神)に愛されている存在である」ということです。
そういうことを教会でお話ししたいと思いながら聖書を読んでいましたら、旧約聖書の詩編139編13節、16節というところにこんな言葉を見つけました。
「まことにあなたは私のはらわたを造り、母の胎内で私を編み上げた。・・・胎児の私をあなたの目は見ていた。」(*この中の「あなた」というのは主なる神のことです。)
この言葉を読んで、胎児のエコー写真を眺めるお母さん、お父さんのことを連想しました。
胎内で育っていく胎児をうれしそうに眺めながら、出産の日を心待ちにしている・・・主なる神もそのように、胎内にいる私たちを、その誕生が待ち遠しいような思いでご覧になっている。
そのように私たちをいつくしんで、大切に造ってくださったというのですから、主がどれだけ私たちを愛してくださっているかよく分かります。
「天なる喜び」は、神の愛と、それに対する私たち人間の応答といった内容の賛美歌で、私などは「いかにも賛美歌」という曲のように感じます(まあ、何をもって「賛美歌らしい」と思うか、という感覚は人それぞれですけれども・・・)。
♪「天なる喜び」
1節の歌詞:
天(あめ)なる喜び こよなき愛を
たずさえくだれる わが君イエスよ
救いの恵みを あらわに示し
いやしきこの身に 宿らせたまえ